【こっち頼み】未完成でお馴染みのオレオを完成させる

美味しい菓子, 遊べる菓子オレオ, ガーナホワイトチョコレート, ナビスコ, ロッテ

ココアクッキーにバニラクリームが挟んである世界的に有名なお菓子と言えば、そう、オレオ。
ややビターなココアクッキーと多くも少なくもない、ケチってはいないけど太っ腹でもない量のバニラクリームとの相性は抜群。

って言うけど、あれ、本当に相性抜群なんですかね?

オレオのCMって、牛乳に浸して食べたらもっと美味しいよみたいな事言うじゃないですか。
パッケージにも書かれていますよ。MILKにDUNKとか言って。MILKにつけると最高!オレオ最高!とかって。

これ、どこかで見た手口ですよね。
MILKにあやかって自分の手柄にしようとするって、それシリアルと全く同じ古典的な手口ですよね。
「母さんオレだよオレ」ってくらいの古典的な。
オレオってそういう意味でのオレだったの?

MILKにつけてさらに美味しいんだったらさ、何で最初からそうなっていないの?

「あの〜クッキーをちょっとだけビターにしようと思ったんすけど、ちょっとミスって、DEATHビターエキス多めに入っちゃいました。結構DEATHビタってアレっすね、下の方が塊になってて、ドバってなっちゃう系なんすね!マジ次回から要注意って思いました!後はそっちでMILKとかに浸して宜しくやっといてください!」

じゃないんだよ!
DEATHビターエキスが塊になってたのか知らんけど、こっちに完成を委ねてくるのやめてよ。デアゴスティーニ以来だよ。
あと何だよDEATHビターエキスって。

そんなわけで、牛乳に浸した状態で放置するとクッキーがふやけてしまうし、かといって毎回食べるたびに牛乳を準備するなんて手間は勘弁。
今回は、あの未完成でお馴染みのオレオを完璧かつ保存の効く状態で仕上げてみたいと思います。

未完成でお馴染みのオレオを完成させる

今回使うお菓子

  • 【ナビスコ】オレオバニラクリーム
  • 【ロッテ】ガーナホワイトチョコレート

オレオの詳細

オレオバニラクリーム

オレオのおいしい楽しい3ステップ

原材料

小麦粉、砂糖、植物油脂、乳糖、ココアパウダー、コーンスターチ、カカオマス、ホエイパウダー、食塩 / 膨張剤、乳化剤、香料、酸化防止剤

栄養成分

2枚(標準21.4g)当たり

熱量107㎉
脂質5g
食塩相当量0.2g
たんぱく質1.2g
炭水化物14.7g

ガーナホワイトチョコレートの詳細

ガーナホワイトチョコレート

ガーナの手作りスイーツレシピ

原材料

全粉乳、ココアバター、砂糖、植物油脂、乳糖 / 乳化剤、香料、酸化防止剤

栄養成分

1箱45g当たり

エネルギー279㎉
たんぱく質3.8g
脂質20.8g
炭水化物19.1g
食塩相当量0.1g

組み立て

ガーナホワイトチョコレートを取り出す

ガーナホワイトチョコレートをお皿に出す

まずはホワイトチョコを適当に砕いて耐熱皿に入れ、そのまま電子レンジで適当に加熱します。ホワイトチョコを溶かす以上に簡単な事なんてこの世には存在しない。

オレオの箱を開ける

その間にオレオを準備しましょう。純正オレオ。オレオに偶然似てしまった系のオレオ風クッキーも多いので、いつか食べ比べしたいですよね。東南アジアとかの。

オレオの内袋を開ける

出ました、これが噂の多くも無く少なくも無いクリームです。さすがの多くも無く少なくも無さ加減ですね。隙が無い。禅の精神。

電子レンジで溶かしたガーナホワイトチョコレート

そうこうしているとガーナホワイトがもう、なんかすごく溶けてる。やはり雑魚いわ。前評判通りの雑魚。ドロッドロ。
あと、溶かすとなんだか少なく感じますね。増えればいいのに。

溶かしたホワイトチョコにオレオを漬ける

それではさっそく、オレオを溶かしたホワイトチョコに浸していきます。

ホワイトチョコがついたオレオを引き上げる

おおー。いい感じ。お洒落。あり得る。あり得る奴ができた。
今回はボク、あり得る奴作りました!

ホワイトチョコがついたオレオの置き場所に困る

あ、でもこれどうしよう、置き場所ない。固まるまで暫くかかるし、誰かこれ持ってて欲しいんだけど。ホワイトチョコに浸したオレオを持つのが苦じゃない人に暫く持ってて欲しい。

ホワイトチョコがついたオレオは立てて置く

あ、こうすればいいんですね。これは革命的。これならオレオを持つのが苦じゃない人いらないじゃん。オレオを持つのが苦じゃない人の求人終了。何か別の仕事に就いてください。

ホワイトチョコがついたオレオをどんどん増やす

こうなるともう量産体制ですよね。技術革新が産業革命を呼び起こしました。

立ちにくい場合は先にホワイトチョコを少しつける

オレオには若干ズレがあってうまく立たない事も多いんですけど、先にホワイトチョコを少量垂らして、そこに立てると安定します。
ロウソクみたいな感じ。
オレオライフハック、略してオックですね。
忙しいビジネスパーソンにこそお勧めしたいオックです。

ホワイトチョコがついたオレオだらけになる

こういう事やっていると、「なにやってんだろ…」って自問する時間が突然訪れるんですけど、強い意志をもって前だけを見つめましょう。歩みをふり返ったらそこでモチベーションは燃え尽きます。鉄の心でオレオを立て続けましょう。

ホワイトチョコが余っちゃった

1袋やり終わったんですけど、ずいぶんとチョコが余ってしまいました。

残りのホワイトチョコを余りのオレオにかける

2袋入りのオレオを買ったので、こっちも使いましょう。
同じ事をやってもつまらないので、こちらは上からかけてみます。

スプーンで全部のオレオにホワイトチョコをかけた

なんか可愛いですね。こういうブローチありそうじゃないですか?もしくは北欧の方で何らかの賞を取ったボードゲームのパーツ。
多分スウェーデン発のボードゲーム「クッキーパニック」で使用するジョイクッキーの黒の方ですね。ジョイクッキーは白なら良いんだけど、黒の方が自分の陣地に転がされたらクッキーパニック発動されちゃいますからね。魔女カード無い状態でクッキーパニック発動されちゃうと切腹となります。

ハーシーチョコシロップの登場

このままだと寂しいのでチョコシロップの登場です。頼れるハーシーのチョコシロップ。個人的にはココナッツオイル入りの固まるやつの方が好きなんだけど、あっちちょっと高いよね。

お皿にチョコシロップを出して爪楊枝の柄の部分を漬ける

こんな感じで爪楊枝の柄の部分にチョコシロップを付けます。

ホワイトチョコにハーシーチョコシロップで絵を描く

こんな感じにお絵かきができます。ちょっとした筆圧で沈み込むホワイトチョコのかつてない感覚も経験できます。合法とは思えない感覚。っていうか違法。

チョコでお茶漬け職人を書く

欧米人のタトゥーみたいなのが完成しましたね。

お茶漬け職人

実は「粋」だけを書こうとしたんだけど、止まりませんでした。固くも無く柔らかくも無いホワイトチョコの独特の感覚が忘れられなくて、違法と知りつつもつい手を出してしまいました。この度は大変申し訳ございませんでした。

下手過ぎるチョコで書いた職の字

しかし文字も単体で見ると解読不可なのがありますね。
この職とかほんと、全身に毒が回っている途中に書いたくらいのクオリティ。「うあああサソリに刺されて意識が遠のくけど、職の字だけは取りあえず書こう~!」みたいな時の字。

結果

完全体オレオの完成

そんな訳でついに完成致しました。これが本当のオレオです。ナビスコがオレオを未完成で世に排出するもんだから、僕が完成させました。

気になるのはやはりそのお味ですよね。こちら実食致しまして、分かったことがあります。
そりゃ美味しいんですよ。未完成とは言え最初から美味しいオレオだし。オレオだしね。
でもね、そこにホワイトチョコが合わさるとですね、ちょっと甘過ぎますね。ビター感和らぐけど、それ以上に甘いです。
なるほど、ミルクは甘くないからオレオと良く合うんですね。なめやがって。

でも見た目可愛いので自分に6兆ポイントあげたいと思います。優勝です。